ブリーダーズカップの補助金パッケージ・2026年

以下に、2026年度補助金制度の詳細と条件を記載します。

馬の輸送費 – 全額支給

ブリーダーズカップは、日本の輸出検疫施設からの出発から、日本の輸入検疫施設への到着に至るまで、馬の輸送および検疫にかかるすべての費用を負担します。また、最初の輸入隔離期間終了後に二次検疫施設へ馬を輸送する費用についても、ブリーダーズカップが負担します。 

支給条件:

  • 検疫要件を満たすため、往路・復路ともに出走予定馬は全頭、同一便での輸送が必要となります。

  • 前哨戦に出走する馬が事前に渡米する場合は、当該馬の関係者とブリーダーズカップが直接、協議して輸送費の適切な分担を個別に決定します。

  • ブリーダーズカップ終了後、別の国(香港など)へ向かうために馬が米国に留まる場合、必要な検疫許可やそれに伴う手配はすべて、馬主様の負担により、馬主様または馬主代理人が事前に行う必要があります。 

  • ブリーダーズカップ終了後の移動(他国への輸送など)に伴う輸送費は、受入団体または当該馬の関係者の負担となります。 

宿泊費 – 全参加者無料

ブリーダーズカップは、指定の期間中、最大7室のホテル客室を無料で提供します。これにより、厩舎スタッフ2名は最大2週間、無料で宿泊することができます。馬主、調教師、騎手の皆様についても、滞在期間中の宿泊費は無料となります。さらにゲスト、追加のスタッフ、ご家族向けに、最大2室の客室を追加で無償提供できる場合がございます。

支給条件:

  • ルームサービスやレストランなど、その他の個人的な利用料などの付随費用は、各ゲストの自己負担となりますのでご注意ください(客室付けにすることはできません)。

  • 無料宿泊はすべて、ブリーダーズカップを通じて手配する必要があります。宿泊先は「ホースメン・ガイド(Horsemen’s Guide)」に記載のある提携ホテルとなります。

  • 無償で提供される客室は、提携ホテルのスタンダード・ダブル(クイーンまたはキングベッド)タイプに限ります。

  • ブリーダーズカップ提携ホテルでは、ラグジュアリールームやスイートルーム等へのアップグレードも可能です。ただし、アップグレードにかかる費用のうち、規定の金額までをブリーダーズカップが負担し、それを上回る部分につきましては皆様にご負担いただきます。この場合、補助額はアップグレードの料金が確定した後に決定されますが、概ね「予約泊数分のスタンダードルーム料金(税込み)」に相当する額となります。

航空運賃

ブリーダーズカップは、出走馬1頭につき最大2名の厩舎スタッフを対象にエコノミークラスの往復航空運賃を負担します。希望するフライト情報とパスポート情報が確認でき次第、ブリーダーズカップが直接、航空券を手配・購入し、スタッフへEチケットを送付します。馬主、調教師、騎手の皆様は、ご希望する航空券をご自身でご購入ください。

空港送迎 

空港送迎の手配については、2025年も変更はありません。レキシントン空港には日本語を話すスタッフを配置し、馬主、調教師、騎手、厩舎スタッフの皆様がスムーズにホテルに移動できるようお手伝いいたします。また、ルイビル空港やシンシナティ空港に到着される参加者の皆様につきましても、可能な限り対応できるよう尽力いたします。

なぜ、馬主、調教師、騎手の航空運賃に対する直接的な補助金の支給を廃止したのでしょうか?

馬主、調教師、騎手の皆様の航空運賃にまつわる補助金の適切な支給方法を見つけるのが非常に困難な状況です。ご自分で航空券をご予約になる方もいらっしゃれば、旅行会社を利用なさる方もいらっしゃいますし、家族の分も一緒に予約することをご希望になる方もいらっしゃいます。弊社が手配すると、ご希望の便が確保できなかったり、変更が困難になってしまったり、家族と同じ便を手配できなかったりする可能性がございます。馬主、調教師、騎手の皆様、それぞれご希望の方法で航空券をご購入いただいた方がトラブルも発生しづらいと考えました。

そこで、これまで航空券の一部補助に充てていた資金を宿泊費、スタッフの渡航費、馬の輸送費に全額、充当することとしました。日本から渡航される方にそれぞれ支給するよりも、ブリーダーズカップが上記の費用を全額負担した方が事務処理も簡略化できます。配分方法は変わるものの、補助金額に変わりはありません。

これによって、厩舎の旅費請求に関する会計処理も簡略化されると考えております。調教師と騎手の皆様は、航空券代のみを馬主の皆様にご請求いただければ、その他の費用はすべてブリーダーズカップが負担することになります。請求書を作成するのに何週間もお待ちいただく必要がございません。

これまでは宿泊費、航空券、輸送費の一部について補助させていただいておりましたが、こういった事情から今後は、宿泊費、スタッフの航空券代、馬の輸送費をすべてブリーダーズカップが負担することといたしました。これによって、皆様の事務手続きのご負担が軽減され、課税のリスクもなく、今後も手厚い補助金をブリーダーズカップより受け取ることができることになりました。この変更によって、少しでも関係者の皆様のご負担が軽減できれば幸いです。今年もよろしくお願いします。